症例紹介

根管治療(根の治療)、インプラント治療症例
ブリッジの支台歯である下顎5番の近心骨が垂直性骨吸収を起こし、ブリッジが動揺しています。 ブリッジを外し、下顎5番の根の治療を行ないました。 天然歯である、下顎5番と7番に負担をかけないため、今回はインプラントを選択しました。下顎5番の根の治療は完了し、骨の垂直性吸収も回復しました。 インプラントに被せ物を装着して完成です。ブリッジからインプラントに替わったことにより、食べ物が詰まることがなくなります。また、隣の歯に負担をかけることがなくなり、それぞれの歯が長持ちすると考えられます。
ブリッジの支台歯である下顎5番の近心骨が垂直性骨吸収を起こし、ブリッジが動揺しています。
ブリッジを外し、下顎5番の根の治療を行ないました。
天然歯である、下顎5番と7番に負担をかけないため、今回はインプラントを選択しました。下顎5番の根の治療は完了し、骨の垂直性吸収も回復しました。
インプラントに被せ物を装着して完成です。ブリッジからインプラントに替わったことにより、食べ物が詰まることがなくなります。また、隣の歯に負担をかけることがなくなり、それぞれの歯が長持ちすると考えられます。
歯ぐきも立派になった、インプラント治療症例
左右の奥歯が失って入れ歯を入れていた患者さんです。骨が細くなり歯ぐきも同様に細くなっています。(①②画像)
歯ぐきが細くなると入れ歯が安定しないため、食事の度に痛みがともなうこともあります。また、会話中に外れる心配をお持ちの方もみえます。
まずは左側(奥歯が4本無い部分)にインプラントを3本植えて上部構造(被せ物)を装着しました。失った歯は4本ですが、一番奥の歯はインプラントを植えなくても問題がないと判断できたのでインプラント3本で対応しています。上部構造も金属を使用していないジルコニアクラウンのため、光の透過性と歯肉への馴染みがよく、色合いも自分の歯(手前の犬歯)とよく近似しています。この患者さんは歯ぐきも痩せていたのでインプラントの手術と同時に歯ぐきも増やすテクニックを用いています。歯ぐきが痩せたままインプラントをすると歯磨きがし辛いのでインプラントが長持ちしません。インプラントは上部構造が装着されて終わりではありません。少しでも長く持たせる処置を当院では行っています。
左右の奥歯が失って入れ歯を入れていた患者さんです。骨が細くなり歯ぐきも同様に細くなっています。(①②画像)
歯ぐきが細くなると入れ歯が安定しないため、食事の度に痛みがともなうこともあります。また、会話中に外れる心配をお持ちの方もみえます。
まずは左側(奥歯が4本無い部分)にインプラントを3本植えて上部構造(被せ物)を装着しました。失った歯は4本ですが、一番奥の歯はインプラントを植えなくても問題がないと判断できたのでインプラント3本で対応しています。上部構造も金属を使用していないジルコニアクラウンのため、光の透過性と歯肉への馴染みがよく、色合いも自分の歯(手前の犬歯)とよく近似しています。この患者さんは歯ぐきも痩せていたのでインプラントの手術と同時に歯ぐきも増やすテクニックを用いています。歯ぐきが痩せたままインプラントをすると歯磨きがし辛いのでインプラントが長持ちしません。インプラントは上部構造が装着されて終わりではありません。少しでも長く持たせる処置を当院では行っています。
奥歯に白い歯を使ったインプラント治療例
奥歯を失った部分に2本のインプラントを植えて白い歯を装着しました。奥歯も白い歯にすると、インプラントなのか自分の歯なのか判らないくらい見た目が改善します。
奥歯を失った部分に2本のインプラントを植えて白い歯を装着しました。奥歯も白い歯にすると、インプラントなのか自分の歯なのか判らないくらい見た目が改善します。
根尖病巣を治療して歯を残した症例
歯の根の先に黒い影が確認できます。(①)
これは根尖病巣といって歯の根の先が細菌に感染して骨の吸収がおこる病気です。この時点で歯はグラグラしていましたが、抜歯はしたくないという患者さんの強い希望があったので根の再治療を行なっています。感染部分が除去されて吸収していた骨が再生し歯がしっかりしてきたので被せ物を装着して完了です。(②)
自分の歯に勝るものはありません。根の治療を丁寧に行うことで抜かなければならなかった歯を残すことができた一例です。
歯が抜けた場合の治療法としてブリッジも選択肢のひとつです。しかし、上記の患者さんのように支えとなる歯に過剰な負担がかかると歯の周囲の骨が吸収(①)を起こすことがあります。
ブリッジを外した後の画像(②)では、支えとなる歯にかかる負担がブリッジを外したことでやや軽減されたため、少し骨の吸収が回復しつつあります。
歯の根の治療を終えてインプラントを埋入(③)し、被せ物を装着(④)後のレントゲン画像では吸収していた骨がかなり回復していることがわかります。
この歯は定期検診を続けることで今後長く持つと思われます。
ある調査では、健康な成人男性(20~30 歳)の噛みしめ時の奥歯(下顎の第一大臼歯)にかかる力は,最小で27.5kg、最大で100kgの値を記録しています。平均値は59kgです。前歯も同様に、かなりの力が加わります。1本1本の歯はそれらの力を分散して受けとめていますが、1本でも抜けると、それぞれの負担が大きくなるためブリッジや入れ歯による治療は残った歯の負担が増え、最悪の場合は抜けてしまうことになります。
1本の歯を失うと次々と歯が悪くなるのは加齢によるものばかりではありません。適切な治療を施し、残った歯を少しでも長持ちさせることが大切です。
ブリッジ
ブリッジの場合は支えとなる歯に噛みあわせの力が集中します。
インプラント
インプラントも自分の歯と同じように噛みあわせの力を受けとめることができます。
歯の根の先に黒い影が確認できます。(①)
これは根尖病巣といって歯の根の先が細菌に感染して骨の吸収がおこる病気です。この時点で歯はグラグラしていましたが、抜歯はしたくないという患者さんの強い希望があったので根の再治療を行なっています。感染部分が除去されて吸収していた骨が再生し歯がしっかりしてきたので被せ物を装着して完了です。(②)
自分の歯に勝るものはありません。根の治療を丁寧に行うことで抜かなければならなかった歯を残すことができた一例です。
歯が抜けた場合の治療法としてブリッジも選択肢のひとつです。しかし、上記の患者さんのように支えとなる歯に過剰な負担がかかると歯の周囲の骨が吸収(①)を起こすことがあります。
ブリッジを外した後の画像(②)では、支えとなる歯にかかる負担がブリッジを外したことでやや軽減されたため、少し骨の吸収が回復しつつあります。
歯の根の治療を終えてインプラントを埋入(③)し、被せ物を装着(④)後のレントゲン画像では吸収していた骨がかなり回復していることがわかります。
この歯は定期検診を続けることで今後長く持つと思われます。
ある調査では、健康な成人男性(20~30 歳)の噛みしめ時の奥歯(下顎の第一大臼歯)にかかる力は,最小で27.5kg、最大で100kgの値を記録しています。平均値は59kgです。前歯も同様に、かなりの力が加わります。1本1本の歯はそれらの力を分散して受けとめていますが、1本でも抜けると、それぞれの負担が大きくなるためブリッジや入れ歯による治療は残った歯の負担が増え、最悪の場合は抜けてしまうことになります。
1本の歯を失うと次々と歯が悪くなるのは加齢によるものばかりではありません。適切な治療を施し、残った歯を少しでも長持ちさせることが大切です。
ブリッジ
ブリッジの場合は支えとなる歯に噛みあわせの力が集中します。
インプラント
インプラントも自分の歯と同じように噛みあわせの力を受けとめることができます。