インプラント手術の見学にお越しいただきました

ていねいな治療 確実な治療 インプラント

2月4日(土)左下6、7番2本のインプラント埋入手術を行いました

今回の手術は大口式インプラント法で狭窄骨を広げ、骨の不足部分にGBR(骨造成)を行い、A-PRF膜でカバーして縫合するという内容でした。

この日は福岡でご開業され、口腔外科がご専門の白石先生が手術の見学に来られました。
白石先生は私の福岡での講習会を複数回受講してくださり、講習時の資料に掲載している当院のインプラントの症例がきれいで、丁寧に正確に行われていることと、講習会での模範実習を大変高く評価してくださり、是非一度手術を見学させてほしいとのご依頼を受け今回お越しいただきました。

手術では皮質骨が想定外に硬く通常より手術時間が少し長くはなりましたが、難なく終えることができました。今回の手術は一般に行われているドリルを用いる手術法では危険度が高く、大口式インプラント法で用いるオーギュメーターがあってこそ安全に手術ができる症例であったため、オーギュメーターの使い方の詳細がよく理解できたこと、確実に一つ一つの工程を丁寧に行うことできれいな手術となることをお感じいただけたようです。術中はもちろんのこと、最後に縫合した後の傷口は最初の切開する前と変わらずにずれがなく閉じてある理想の手術であったとお褒めの言葉をいただきました。(きれいな手術を行うと、痛みや傷の治りの早さなど術後の患者様のご負担がかなり軽減されます。また、歯ぐきも正常な状態に回復していきます。)
夜は町に繰り出し手術以外の様々な話にも花が咲き、遅くまで楽しい時間を過ごすことができました。ここでは白石先生より種々のご指導をいただき、とても勉強になりました。

 

大先輩の白石先生より
「真摯に診療に取り組んでいることは、ホームページからも今日の手術を見てもよくわかります。先生は尊敬する先生の3人目ですよ」
とおっしゃっていただき、大変光栄でした。
この年になると、人から褒められることはそうはないのですが、いくつになっても嬉しいものです。その言葉に恥じることがないようにより一層努力をしていこうと思います。

 

3月12日(日)には大阪で講習会を行います。現在それに向けて受講される皆様に良い講習ができるように準備をしています。