治療した歯の虫歯(二次カリエス)=CR充填

症例 白い詰め物(CR充填)

他院様より転院されて来られた患者様です
詰めてあるところに違和感があるということです。

一見白い詰め物(CR充填)をして何ら異常は見当たらないように見えますが 5倍ルーペで見ると赤丸の部分が少し白濁しています(画像ではわかりにくいでしょうか?) 白濁しているということは、虫歯になっているということです。

 

 

少し削って虫歯が赤く染まる検知液(カリエスディティクター)で染めてみるとやはり赤く染まる部分があったのでそこを少し削ったところです。何もないようでもこのように、虫歯があります。カリエスディティクターで染めて削りすぎないように少しずつ削ることを、赤く染まらなくなるまで繰り返します。

 

 

 

取り残しのないように丁寧に虫歯を取り除き白い詰め物(CR充填)を行います。
歯の周りに形に添って囲いを置き詰めていきますが、できる限り歯の色と近い色を選択します。歯の色と明らかに違う色の詰め物を見かけることがありますが、臼歯部とはいえ色の選択は慎重に行います。丁寧に詰め元の形と同じように形を作ります。

 

 

 

充填後、光を当てて固め、研磨して終了です。
最後に治療前、治療途中、治療後の画像をお見せして行った治療の説明をいたしますが、クリーン歯科でのCR充填は皆さま大変満足してお帰りになられます。特に転院されて来られた患者は治療過程にも今までとの違いを感じるようです。

 

このように治療後で虫歯はないように見えても、詰め物やかぶせ物の中で虫歯が出来ている場合(二次カリエスといいます)があります。集団検診でもかなり多くの方に二次カリエスを見受けます。二次カリエスは痛みが無く進行していくので気付かないことがほとんどです。是非とも定期的に歯科医院で検診を受けてくださいね。