やっと・・・

お知らせ

 


前回、もうすぐ・・・とお知らせしましたが、
やっと待合室のマイナーチェンジが終わりました!

落ち着いた雰囲気の待合室が、黄色の椅子と可愛らしいカーペット、レースのみのカーテンとなり、明るい雰囲気にかわりました。黄色は診療室のチェアーの色のターコイズブルーとも相性の良い色なので全体的に統一感が出たのではないかと思います。

 

椅子を注文した後、配置をどうしようかといろいろ考えながら、毎日お待ちいただいている皆様のご様子を伺っていたところ、小さなお子様がおもちゃ箱からおもちゃを取り出し、ソファーの上で広げて遊んでいると、近くにお座りの方がさっと離れた場所へ移動なさったのをお見掛けし、お子様専用のブースも設けようと思い立ちました。新たな部屋を設けることはできないため、カーペットを敷きその上におもちゃ箱を置くこととしましたが、確保できるスペースにちょうどよい適度な大きさのカーペットを見つけるのにひと月ほど要しました。

椅子の色に合うもの、おもちゃ箱の色と雰囲気に合うもの、子供らしく男の子にも女の子にも合うもの、キャラクターやイラストが全くないもの(私が嫌いなため)という条件で探したものの、規格外の大きさのためか、なかなか条件全てを満たすものが見つからずに苦労しましたが、見つけました!
海外より取り寄せとなったため、納期に時間がかかりましたが、思わずほくそ笑んでしまうくらい可愛らしいカーペットです。

真新しい椅子を並べ、カーペットを敷き、おもちゃ箱を置いてみると今度は以前よりかけてあった重厚感のあるカーテンが重苦しく感じ、ついでに、カーテンも新調しました。椅子・カーペットの色により待合室全体が落ち着いた感じから、明るい感じに変わりましたので、思い切ってレースのカーテンのみにしたところ、ますます明るくなりました。日差しの強い日が気になるところですが、ミラーレースカーテンという、光と紫外線を反射するカーテンということにより、一先ずこれで様子をみて、それでも日差しが気になるようでしたら、もう一枚カーテンを新調する予定です。

 

気になる患者様の反応はというと、

あまりの変わりように目を見張り、一瞬足を止める方、
「わぁっ、変わってる!」と歓声を上げる方、
「この黄色の色は明るくていいね」と何度も待合室を見渡す方、
そして、思っていた通り
「今度は立ったり座ったりが楽になりましたよ」
と皆様、口々におっしゃいます。
中には、立ったり座ったりを何度も繰り返して
「ほら、楽にできるでしょ」と私に見せてくださる方もいらっしいました。

お子様のブースでは気兼ねなくおもちゃをだして遊んだり、絵本を持ってきて読んだり、寝転んでみたり、思い思いに遊んでいる姿がなんとも微笑ましく感じられます。決して広くはない小さな小さな空間ですが、無邪気に遊んでいる姿を見ると、こちらも嬉しい気持ちになります。
ある方は、
「このカーペット、色合いが素敵!孫にこんなのを買ってあげたいなぁ」
と、しきりにカーペットを眺めていらっしゃいました。
カーペットの上とはいえ、低い位置で過ごすことになりますので、空気清浄機をカーペットの近くに移動しました。

 

明るくなった待合室、概ね皆様にお喜びいただけたようです。
何かを変える時、マイナーチェンジであっても思い切って今までと全く違うものをチョイスすることで、フルチェンジと同じような効果となることを今回感じました。

 

ただし、ひとつだけ 難点が・・・

 

椅子の向きが受付と面し、距離が大分近くなったことにより混雑するとお待ちの皆様の「まだなの?」というお気持ちが、刺すように伝わってきます。

これには、おいおい慣れていくことといたします。

 

 

もうすぐ・・・

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時折、お待ちいただいている患者様にお困りのことはないだろうかと、それとなくカウンター越しに待合室を見るようにしています。すると、様々なご様子が見受けられます。

以前よりお座りいただくソファーが気になってはいたのですが、案の定なにかと問題がありました。
クリーン歯科の待合室ではゆったりとお待ちいただきたく、座高の低い少し柔らかめで落ち付きのある色合いの一人掛けソファーを並べています。

ある日、ご年配の方が座るところはあるにもかかわらず立っていらしたので、長年通われている、先にお待ちの患者様が、
「座ったらどうですか?」
と、お声をおかけしたところ、
「ここの椅子は座るととても座り心地がいいんだけど、柔らかいから立てなくなるんですよ」
すると
「そうよね、だったらここに座ればいいんですよ。私も腰が痛い時はいつもそうしてます」
指さしたところはソファーとソファーの間でした。
もう一人、別のソファーにお待ちの患者様も
「そうそう、私もそうしてますよ。ほら、ここなら大丈夫ですよ」
お立ちの患者様も、促されるままにソファーとソファーの間にお座りになると
「本当、ここなら座っても大丈夫ですね」

いつも杖を突いて来られる患者様は、ソファーから立ち上がるときは、いったんソファーの上で横になり腕をついて立ち上がります。

皆様それぞれに工夫していらしたことに、気付くのが遅く申し訳なく思っていましたが、初めていらしたお子様とそのお母様より、
「お母さん、このソファーすごくいいよ!おうちにもこんなのほしいね」
「本当、置くところがあったらこんなのほしいね」
という会話が聞こえてきました。

ゆったりとすわって雑誌や新聞を読まれている方々、ソファーの上に赤ちゃんを寝かせている方、おもちゃを広げて遊んでいる小さなお子様・・・
皆様それぞれでどうしたものかとずっと悩んでいましたが、ある日、腰の悪い患者様が、座る時も立ち上がる時も「痛い痛い!」とおっしゃるので声をかけたところ、
「ここの椅子はいったん座ると座り心地はいいんだけどね、低くて柔らかいから座るのも立つのも腰が痛くて大変。だからすぐに動けないからちょっと待ってね」
と、痛みに耐えながら立ち上がろうとなさっていたので
「ゆっくりでいいですよ」
と、再度声をかけながら、ソファーを変えよう!と、やっと踏ん切りがつきました。

店に出向いて実物を見るのが一番なのですが、何分、毎日仕事ゆえそれができず、ひたすらPCに向かって新しい椅子を探すこと3ケ月。A様、B様、Cちゃん・・・いろいろな方のお顔を思い描き、その方々の動きを思い出し、やっとこれというのを見つけ先月発注しました。
面白いもので、妊娠して自分がマタニティーのころ、それまではあまり気付かなかったのに同じマタニティーのママさんがやたらと目につくように、どこに行っても椅子ばかりが目につき、この椅子は〇〇のカタログに載ってたとか、ここの椅子はデパートの△△に置いてあったのと型が一緒でカタログでは確か〇〇円くらいだったなぁと妙にわかるようになりました。(そのうちすぐに忘れます)

 

そんなこんなで新しい椅子がもうすぐ届きます。

院長と二人、ワクワクしてその日を待っているところです。