患者様への【心配り】

ていねいな治療 確実な治療

「今までいろいろな歯医者に行ったけど こんなに温かく

接してしてくれる歯医者は ここが初めてでした。」

と 新規の患者様より うれしいお言葉をいただきました

 

また 待合室では お待ちの患者様方がお知り合いだったようで

「ここは 丁寧で いいよね。」

「こんなに丁寧にしてくれるところはないよね。」

「みんな優しくしてくれるよね。」

と お話されていました

 

帰り際に 受付でも

「今日も丁寧にしていただいてありがとうございました。」

「優しく声をかけていただいてうれしかったです。」

と おっしゃっていただくことも 度々

 

クリーン歯科を開院した頃のスタッフは

指示されたわけではないのですが

麻酔を注射する前には 注射液を両方の手の平に挟み

手の平をこすり合わせて 注射液を温めていました

麻酔注射が痛いという原因のひとつに

体温と注射液との温度差があるからです

注射液の性質上 冷たい場所で保管していますので

冷たいままでは 麻酔注射は痛みを伴います

今でこそ温める物がありますが その頃はまだなく

スタッフが自らの手の平で温めていたのです

開院当初より

「クリーン歯科の麻酔は痛くない」

と 患者様より良いご評価をいただいておりましたが

少しでも痛みのないようにして差し上げたいという

スタッフの【心配り】がそこにはありました

 

開院当初のスタッフの患者様への【心配り】

25年もの長い年月 スタッフは入れ替わっても

今も変わらず 脈々と引き継がれています

 

【心配り】がなければ クリーン歯科の理念である

「ていねいな治療」は できません

「ていねいな治療」をしなければ 「確実な治療」もできません

クリーン歯科の理念の基は

患者様への【心配り】なのです

 

放散痛による 歯の痛み =副鼻腔炎(蓄膿症)=

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンにて

クリーン歯科に 来院された

患者様です

 

左上の奥歯が痛み 他院に

通われていたそうです

口腔内所見・レントゲン・歯周病検査

を一通り行った結果

虫歯はなく 中程度の歯周病

という 診断により

炎症を抑えるための 抗生剤

痛みを抑えるための 鎮痛剤

を処方され

一週間程 服用していましたが

全く痛みが治まらず

先生に その旨 お伝えしたところ

「当院では どうすることもできない」

ということで 総合病院を

紹介されましたが

その患者様の お知り合いで

当院に 通われている方が

ご紹介してくださり

総合病院に行く前にと

ご来院されました

 

当院でも 前医と同じように

口腔内所見・レントゲン・歯周病検査

を行いましたが 前医と同じく

歯周病ではあるものの

一見すると 所見・レントゲンともに

異常なし

その後

しっかりと 問診を行いました

この問診が とても 重要となります

患者様は 今までの経緯とともに

・何もしなくても 痛い

・歯を叩くと 痛い

という症状を お話されていましたが

その時 気になることが・・・

 

若干 鼻声のように 感じたので

もしやと思い

患者様に 床の上で

数回 飛び跳ねていただき

着地時の痛みを 尋ねると

痛みが 増強するとのこと

口腔内全体が映る

パノラマレントゲンを見ると

左上に 少し

すりガラスのような

白い もやが かかっていたことにより

【左上顎洞炎】と診断しました

【上顎洞炎】 聞きなれない病名ですよね

副鼻腔炎とか 蓄膿症 というと

わかりやすいでしょうか?

鼻の病気です

 

この場合 抗生剤の選択が 大切です

この患者様には

マクロライド系の抗生剤と

鎮痛剤

を 投薬しました

翌日 再度 来院していただきましたが

今までの痛みが

嘘のように なくなったと

大変 お喜びでした

念のため

耳鼻科でも 受診いただきましたが

同じ診断が なされたということです

 

このような 【上顎洞炎】は

決して 珍しいことではなく

当院でも 年に数名は いらっしゃいます

それを踏まえて

すぐに対応できるように

必要な抗生剤等を 数種類

常備しています

 

鼻の病気からくる 痛みが

歯の痛みと 感じるように

実際と異なる場所で起こる痛みのことを

『放散痛』といいます

心筋梗塞でも

歯に痛みを 感じることがあります

歯の痛みは

虫歯や 歯周病だけとは 限りません

 

ちなみに この患者様は

当院にて 他の治療も終え

メンテナンスで 定期的に

通われています